通所介護の個別機能訓練加算Ⅰ・Ⅱの違い|要件の考え方と、計画書との関係

個別機能訓練加算には(Ⅰ)と(Ⅱ)があり、「Ⅰ」の中でも人員配置によって区分が分かれ、「Ⅱ」はさらに情報提出(LIFE)が関わります。個別機能訓練計画そのものの書き方は関連記事に譲り、ここでは加算の仕組みを整理します。

個別機能訓練加算(Ⅰ)の考え方

個別機能訓練加算(Ⅰ)は、専従の機能訓練指導員を配置し、利用者の心身の状況に応じた個別機能訓練計画を作成し、計画に基づいて機能訓練指導員が訓練を実施することを基本要件とします。人員配置の手厚さによって区分が分かれる取り扱いがあり、配置する機能訓練指導員の人数・配置時間の要件は改定で見直されることがあります。

個別機能訓練加算(Ⅱ)とLIFE

個別機能訓練加算(Ⅱ)は、(Ⅰ)の要件を満たしたうえで、利用者ごとの計画等の情報をLIFE(科学的介護情報システム)に提出し、その情報を活用してPDCAサイクルを回すことが求められる加算です。「計画を立てて終わり」ではなく、提出した情報に基づくフィードバックを訓練の見直しに活かす運用が前提になります。

計画書・記録との関係

  • 個別機能訓練計画:訓練の目標・プログラムを記載(書き方は「個別機能訓練計画の書き方」で解説)。
  • 実施記録:訓練の実施日・内容・利用者の反応を記録。
  • LIFEへの情報提出(加算Ⅱの場合):計画・評価の情報を所定の様式で提出。

まとめ|人員配置とLIFE活用が違いの軸

個別機能訓練加算(Ⅰ)(Ⅱ)の違いは、人員配置の手厚さと、LIFE活用によるPDCAの有無が軸になります。どの区分を算定するかによって、必要な人員体制・記録・情報提出の運用が変わるため、事業所全体で要件を共有し、最新の基準に沿って運用しましょう。

よくある質問

個別機能訓練加算ⅠとⅡの違いは何ですか?

加算(Ⅰ)は、専従の機能訓練指導員を配置し個別機能訓練計画を作成・実施することが基本要件で、人員配置の手厚さによって区分が分かれる取り扱いがあります。加算(Ⅱ)は、(Ⅰ)の要件を満たしたうえで、利用者ごとの計画等の情報をLIFEに提出し、その情報を活用してPDCAサイクルを回すことが求められます。

個別機能訓練計画と、この加算はどう違いますか?

個別機能訓練計画は訓練の目標・プログラムそのものを定める書類で、この記事で扱う加算は、その計画をどのような人員配置・情報活用の体制で行うかという算定の仕組みです。計画自体の書き方は「個別機能訓練計画の書き方」の記事で解説しています。

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